機材特徴
SKパネル・SKウイング
【SKパネル】
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親パイプ、ころばしパイプ、足場板、安全ネットなど、従来工法で必要な機材を一体化したパネル
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吊りチェーンを掛け、SKパネルを取り付ける2工程を繰り返すことで、安全でスピーディに吊り足場を架設できる
【SKウイング】
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軽量(従来品から重量最大40%減)のため、一人でもパネルの持ち上げが可能となり 作業性が向上
ダブルデッキ構造の高速道路に吊り足場用「SKパネル」・朝顔専用「SKウイング」が採用
【SKパネル】
親パイプ、ころばしパイプ、足場板、安全ネットなど、従来工法で必要な機材を一体化したパネル
吊りチェーンを掛け、SKパネルを取り付ける2工程を繰り返すことで、安全でスピーディに吊り足場を架設できる
【SKウイング】
軽量(従来品から重量最大40%減)のため、一人でもパネルの持ち上げが可能となり 作業性が向上
都道府県 | 神奈川県横浜市 |
工事名 | 首都高大規模修繕工事 |
工期 | 2022年2月~ |
工事概要 | 首都高大規模修繕工事(上部工補強工事) |
納品機材 | SKパネル、SKウイング |
ダブルデッキ構造の高速道路の現場です。修繕工事のため作業は夜間に行いますが、特に上層の足場を組む際には毎晩交通規制が必要になりました。また高速道路が河川の上に位置しているなどの理由で、橋梁点検車(※)なども使用しました。
横浜駅西口の出入り口とも隣接しており人通りや対向車も多い現場であったため、安全にもより配慮が必要な難易度の高い現場であったと感じます。
(※)橋梁点検車:ブームの先に人が乗るカゴがついている車両。足場を組むのが困難な場所で、橋の上から人を降ろして橋の側面や裏側の作業を行う。
毎晩交通を規制して高所作業車やユニック車を約20台も入れる現場だったため、人通りや安全を第一に考えました。繁華街から距離が近いため、お酒を飲んで帰宅される方が歩いていることも多く、人通りの多いところはさらに時間をずらして作業をしました。
また、警察への規制の申請は前の週までに実施しておかなければならないので、高い計画性も必要でした。ベストな作業の順序や工程を常に考えながら、ゼネコンや水道会社など他社様とも調整して進めることも重要だったと感じます。
特に上層での安全性という点では、クランプ(単管パイプ同士を緊結するための片手サイズの金具)を1個でも落としてはいけないので、細かい部材を大量に使う工法などと比べるとSKパネルを使ってよかったと感じます。
軽量であることです。狭い場所での取り回し(パネルの向きを変えること)が必要な場面が多かったため大いに活躍したと感じています。組み立て途中は足場の上にSKウイングを仮置きすることもありましたが、耐荷重の心配も不要でした。
パネルで全て組んだ後は、現場を外から見ると綺麗に見えることもよかったです。発注者様としては景観も気になる部分かとも思います。
ドライバーや受注のスタッフの対応という点でも現場で苦情のようなものは聞こえませんでした。逆に、必要な連絡を丁寧に頂けるなど助かっている場面も多かったと思います。
また、若手スタッフにはWEBで注文できるシステム(COLA)を活用するよう伝えていました。足場に関わる作業はすべて夜だったので、現場から直接発注する場面もありました。現場の他の担当者が発注した内容も確認できるので、発注の重複を防げるという点もメリットだったと思います。