都内鉄骨鉄筋コンクリート造解体工事

手すり先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」とクサビ足場用防音パネルが採用

 

概要

現場特徴

  • 現場が住宅地の大通りに面しており、人通りも多いことから安全性の高い手すり
  • 先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」が採用
  • 住宅地という立地に配慮し、防音と落下防止のためクサビ足場用防音パネルが採用

機材特徴

アルバトロス
  • 軽量・省スペースで現場の効率化、輸送コストも削減
  • 振動などの予測外の力にも強い構造で、強靭さと耐久性を備える
  • 突起や隙間の無いステージが簡単に設置でき、作業性が高い
都道府県東京都墨田区
工期2020年12月~2021年6月まで
工事概要鉄骨鉄筋コンクリート造解体
納品機材

手すり先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」NETIS番号:KK-150002-A
クサビ足場用防音パネル

写真

インタビュー 椿建設株式会社 代表取締役 : 髙橋 匠 様

Q. 解体現場でアルバトロスを使うのは珍しいですよね
A.

そうですね。私も解体現場でアルバトロスを使ったのは初めてです。解体現場でも、安全面を最優先したいと考え、施工主へこの現場でアルバを使いたいと説明に行きました。初の試みでしたが、解体現場でも先行手すりを使うのだという前例ができれば、安全を意識してだんだんと需要が増えていくのかなと思います。

Q. アルバトロスをお使いになり始めた経緯を教えてください
A.

アルバトロスを導入したのが6年前くらい(2021年時点)です。先行手すり工法に興味があり導入しました。初めてアルバトロスを組んだ時は慣れずに時間がかかったりもしましたが、それは最初だけで大きな問題ではないと感じましたし、非常に安全性の高い機材だと思いました。親綱と先行手すりのダブルセイフティーがゼネコンさんやリフォーム会社さんに評価されており、それ以来アルバトロスを使用しています。

Q. 都内の現場だと外観にも気を遣いますか
A.

かなり気を遣いますし、そこが命でもあります。外観への配慮が出来ていないと、工事自体に問題が無くても良くないですね。きれいに足場を組んで引き渡すためにいろいろと試行錯誤してやっています。支柱3600と防音パネルの大きさとの兼ね合いで、足場をバラす時に支柱だけが立っている状態を見栄えの上で嫌って使わない会社さんもありますが、生活者の方からすると新設や解体の区別はなく、全てが「工事現場」ですから、アルバトロスと防音パネルを使って全体がきれいに見えるようにしました。

Q. アルバトロスの良いところはどこですか
A.

安全面です。先行手すりももちろんですが、物損事故が減ったのは大きいと思います。
単管パイプを布材にするとき、横にしますよね。そのときに、直線ジョイントがパイプにきちんと取り付けられていないと、パイプからすり抜けて落下することがあり危険でした。アルバトロスを導入したことで、そもそも小物など細かい部材を上へ上げる必要性がなくなり、小物の落下による事故は無くなりました。単管と比べるとどうしてもアルバトロスはコストがかかりますが、その分だけメリットがあったり安全性が高まったり、お金には代えられない価値があると感じます。

Q. 安全面を大事にされているのですね
A.

建設業界ではいろいろな事故が起きるからこそ、安全面を重視するゼネコンさんや工場系の会社が増えています。その点に力を入れるからこそ金額が高くなる側面はありますが、それはある程度仕方ないことだと思います。杉孝の製品やスタイルがそういった点で合っている為、足場業者として選んでいます。