リバーホールディングス本社新築工事

特殊形状建築物に「アルバトロス3D計画」が採用

 

概要

技術提案

  • 足場の計画段階で参入
  • BIMの導入で計画図をビジュアル化しコミュニケーションが円滑に
  • 曲面に対して足場の割り付けに不備が無いか、VRで事前検証

機材特徴

アルバトロス
  • 軽量・省スペースで現場の効率化、輸送コストも削減
  • 振動などの予測外の力にも強い構造で、強靭さと耐久性を備える
  • 突起や隙間の無いステージが簡単に設置でき、作業性が高い
都道府県東京都墨田区
工事名リバーホールディングス本社新築工事
工期2018年11月1日~2020年2月29日
納品機材先行手すり型クサビ緊結式足場「アルバトロス」 NETIS番号:KK-150002-A

写真

インタビュー 株式会社 竹中工務店 様

Q. BIMで足場計画をされたのは今回が初めてですか
A.

会社の中ではいくつかの現場で取り入れておりますが、私が担当した現場では初めてでした。

Q. BIM導入によるメリットは何でしたか
A.

二点ありまして、一点目が鳶の方へ修正箇所の指示・伝達をする際にかたちを持って伝えることができた為、足場を組む前に鳶の方もイメージしやすくスムーズにいったことです。
二点目が平面図に比べて、3Dと今回取り入れたVRによって感覚的にチェックできました。架空の中で足場を組み巡回して変更箇所を発見することが先取りできたので、手戻りも少なく、組み始めの時にかける労力がなかったです。

Q. 初めてのBIM導入で最初不安はありませんでしたか
A.

BIMに対する不安よりも、建物の形状が特殊なこととアルバトロスを初めて使うことの方が不安でした。この不安をBIMで計画することで解消してもらう気持ちでした。

Q. 最終的にBIMを導入していかがでしたか
A.

大変助かりましたし、今後に繋がる改善点も見つかりましたので良かったです。

Q. 現場に対する思いを教えてください
A.

初めに建物の図面を見た時は、どうやって作ろうかという思いでしたが、協力会社の皆さんが「難しいけどやってみよう!」と心配ごとを一つずつ紐解いてくれ、前向きに取り組んでくれましたので、とても助けられました。