株式会社東京精密 飯能工場新築工事

手すり先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」が採用

 

概要

機材特徴

アルバトロス
  • 軽量・省スペースで現場の効率化、輸送コストも削減
  • 振動などの予測外の力にも強い構造で、強靭さと耐久性を備える
  • 突起や隙間の無いステージが簡単に設置でき、作業性が高い
  • 長大躯体でも大組み・大払しで効率的な施工が可能
  • 緊結部には8mm厚のプレートと白心可鍛鋳鉄の靭性に優れた布材金具を採用
都道府県埼玉県飯能市
工事名株式会社東京精密飯能工場新築工事
工期着工2021年12月3日~竣工2023年6月30日
工事概要半導体製造関連工場の新設
納品機材「アルバトロス」

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インタビュー 大和ハウス工業 株式会社

Q. 現場の特徴と、工事に際して重要視した点を教えてください
A.

鉄骨建て方後に適切なタイミングで外部足場を組まなければ、鉄骨の本締めや外壁作業などの次の工程に遅れが出てしまうため必要な材料を適切なタイミングで納入してもらう必要がありました。もちろん建て方には元々の作業スケジュールがありますが、雨天などで作業が数日ずれ込むこともあり、そのような部分にも柔軟に対応してもらえてよかったです。

Q. アルバトロスの使い心地はいかがでしたか
A.

支柱の径の違いによって抜き差しがしやすい点と、支柱の強度の違いによって大組み・大ばらしがしやすいといった点が評価されていました。以前から鳶さんからはSUGIKOの足場は使いやすいという話もよく聞いていました。

Q. ゼネコン・現場監督者様の視点で、SUGIKOを選んでいただいている理由は何ですか
A.

会社としての対応や姿勢に助けられていることが理由です。リース会社各社の製品にそれぞれの良し悪しがありますが機材へのこだわりを越えて、現場で「困った」「計画通りにいかない」ということに対して真剣に取り組んでいただける点や、現場の最善の方法などを考えていただいている点に魅力を感じているため、SUGIKOへ依頼しています。

Q. 今回は新サービスを検討する一環で、弊社社員が現場様へ赴き足場に関連する業務を一部フォローさせていただきました※1 現場の省人化・効率化についてお聞かせください
A.

SUGIKOには足場の作図や現場内での機材管理などを担当していただきました。本来当社で作業しなければならない部分を支援してもらい、今後省力化や働き方を改革するという動きの中で非常に助かる新サービスだと感じました。法的な知識のある方が参画してくれたので安心感もありました。このような取り組みに加えて、現場のニーズや困りごとを解消しようと動いてくださる姿勢が、SUGIKOの魅力に繋がっていると思います。

※1試験的運用のため、全顧客様向けの一般的/恒常的なサービスではありません

Q. 今後SUGIKOへ求めることはありますか
A.

1つ目はBIM関連のサービスです。業界的にも推進する動きにありますが、積算段階やディテール検討など、現場側と共により活用できればと思います。2つ目はリモートでの安全点検などのデジタルサービスの拡大。以前の現場では実際にカメラを入れてリモート安全点検を行っていただきましたが、そのようなデジタルサービスが増えていくとよいと思います。最後に、新部材の開発です。SUGIKOが新しく開発した、アルミの妻側巾木305(近日公開予定)やS造用壁つなぎ取元材(近日公開予定)の試作品を見せていただいた際に、現場目線の意見をお伝えし、現場での「あったらいいな」に対して真摯に向き合っていただけていると感じました。引き続き現場の働き方改革のサポートをしていただけることを期待します。