組立上の注意事項(その1)玉掛け方法使用方法●玉掛けする場合は、下図のようにユニット柱にワイヤー等を掛けてください。●ジャッキ等には、絶対に掛けて使用しないでください。重荷重を支持するのに十分耐え得る強固な基礎を設け、枠組支柱のような自立性がないので高く組み立てる場合は、ジョイント部の折れに注意し水平つなぎ材と筋かい材を設けて安定を確保しながら組み立てていく必要がある。支柱上部のはり、大引きなどは梁受金具にボルトなどで固定し滑動しないようにしなければならない。組立に先だち組立図を作成し、その図面に基づいて組み立てなければならない。支保工全体が転倒しないように検討してください。①地盤上に直接建てることはいけない。通常、地盤を突き固めて平らにならし、H鋼や敷鉄板を敷く方法をとるかコンクリート基礎を設け沈下しないようにする。②わき水や雨水がたまる所は、十分な地耐力があっても表面が局部的にゆるむ場合も多いので排水を考慮する。①支柱の脚部が滑動しない措置をとること。②支柱脚部には、直角2方向に足場用鋼管とクランプで根がらみを設ける。③ユニット柱は、その継手で折れが生じやすいので注意し、水平つなぎ材と筋かいを設けるときに折れを直しながら真直ぐ組み立てる。④高さが4mをこえる場合は、高さ4mごとに直角2方向に水平つなぎを設ける。⑤水平つなぎ材は、ユニットの継手に近い所に設ける。⑥支柱の安定性向上のため、はり、大引きや水平つなぎの両端を壁、橋脚などに固定し安定をはかる。⑦筋かいは、水平つなぎと支柱との交点近くを始点とし、別の交点を終点とするように設ける。⑧水平つなぎおよび筋かいに鋼管を使用する場合は、その取付けにクランプを使用し番線は使用しない。⑨支柱のねじれ変形の防止に水平筋かいを設ける。①はりおよび大引きの固定には、支柱専用の頭部梁受金具などを用いて固定する。②型枠が傾斜している場合、水平力によりまたは大引きが滑動を起こすので特に強固にボルトなどで緊結する。③はりまたは大引きは、少なくとも支柱3本以上またがせる。ワイヤーワイヤー水平つなぎの間隔ワイヤー内内以以mm44内内以以mm44水平つなぎ首がらみ中間部水平つなぎ根がらみ筋かい4m以内ごとに直角2方向に水平つなぎを設ける2473)梁受金具1)基礎2)ユニット柱01アルバトロス02枠組足場03移動/内装足場04単管足場05絶縁足場06鉄骨足場07地足場08支保工・ビーム09吊り/橋梁足場10仮囲い11パレット・その他機材12ネット・シート・親綱131415161718最軽量四角支柱
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